What is the OPENSYSTEM? コストの低減が図れる「オープンシステム」って何? 一般の人から見ると、建築はわかりにくいし、見えにくいものです。その原因のひとつが、多重下請け構造に見られる受注と施工などの要領が、”オープン”になっていないからといえます。そこで、業者選定、資材費、施工費、人件費など、住宅建築にまつわる全ての価格・流通をオープンにして、コストの内訳を初め、全ての情報を透明化したのが、この「オープンシステム」です。 家を建てたい人は、ネットを通じて自分の希望を出します。すると、それを見た建築家が、自分のプランや予算を提示。何人かの建築家が名乗り出ますので、建主がその中から、自分にイメージに一番近い住宅をつくってくれると思える建築家に依頼するというものです。これまでの発注側と受け手側という関係を一歩進めて、建主と設計者がパートナーとして、家づくりを行うシステムなのです。 元請け会社を通さずに設計・施工しますので、業者間の中間流通が発生しない分、コストダウンと質の向上が同時に行えます。ただし、家づくりの主役は、あくまで建主自身になりますから、書類の申請や銀行への交渉は、自らが行わなくてはいけません。つまり、家づくりの多くの局面で、最終判断が自分に求められるわけです。しかし、面倒な分だけ、重要な部分での意思決定への参加、ムダな費用の削除、質の向上といった、それ以上のメリットが生まれます。 現在、日本各地で、多くの建築家が、このオープンシステムネットワークの会員になっています。興味があり、詳細を知りたい方は、下記のホームページをご覧ください。