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[club 28] 初めまして、常冨です
 

----- Original Message -----
Sent: Saturday, August 26, 2000 11:49 PM
Subject: [club 28] 初めまして、常冨です


初めまして。福岡から参加させて頂いております、常冨(つねとみ)
と申します。 皆様、よろしくお願いします。

 オープンネットの土井さん、OP倶楽部の交流のお願いの件、
急かせて申し訳ありませんでした。

早く参加したいと思いつつ、皆さんの活発な意見を拝見して
感心しつつ、文章を考えていると、次から次に新しいメールが・・・

どの発言にもレスをつけたいと思いつつ、そのスピードについて
いけず、やっと今、全てのメールを一通り読み終えたところです。

今後、いろいろと発言させて頂きたいと思いますが、それには、
私の過去の経歴が色々な場面で絡んできますので、まずは
その辺を知っていただこうと思い、自己紹介させて頂きます。

現在、福岡のワード設計/星野さんに自宅の設計をお願いして
いますが、星野さんとの出会いまでについて、
以下、土井さんにお送りした自己紹介文を引用させて頂きます。

〜福岡の出身で、今年35歳になりました。
僕は大学卒業後、生活協同組合、建築金物のメーカーから
輸入建材商社、外資系生保を経て、増改築会社、現在は
親会社の電材総合商社の新規事業部として床暖房や
太陽光発電システムを中心とした提案営業をしています。
この間に、インテリア・コーディネーターとCADの勉強を夜間、
専門学校にいって勉強しました。現在は、今年に入って
知的所有権管理士の資格を取り、ネット上で「発明、発見」に
関するメルマガを発行しています。
6月は特許管理士の試験と、今秋にデザイン管理士試験と
ちょっと慌しい1年です。
とにかく、なんか目標をもって動かないとダメな性質です。

星野さんと知り合ったのは、昨年の11月の西日本新聞を読んで、
どうしても一度お会いしたいと、何度か事務所へ足を運んで
おりましたが、あいにくいつもお留守でした。
今年の4月に入り、やっと直接 お話する機会に恵まれましたが、
初対面からすっかり意気投合してしまい、自社の仕事に直接
結びつかなくても、とにかくオープンシステムと星野さんの活動を
全面支援したいと思った次第です。〜(引用)


 星野さんとの出会いは、今年の4月に入ってからでしたが、実は
その出会いのほんの数日前に大手ハウスメーカーとの自宅の
請負契約が済んだばかりでした。

オープンネットについては、直接お話する少し前から、同僚を
通じて資料を入手しておりましたが、「理想は分かるが、そう
上手くいくだろうか?」とちょっとうがった見方をしていました。

仕事柄、今までたくさんの設計士さんと接してきましたが、取り扱い
商品が特殊だったせいか、いわゆる「個性的な設計家」の方々
ばかりで、とても自宅の設計(建坪40坪で予算が2000万)を
お願いするには敷居が高く、結局、住宅展示場へ行き、
モデルハウスの見学からプランニング、資金計画と、とんとん拍子、
「年度末決算値引き」の殺し文句についつい、
某大手ハウスメーカーの契約書に印をついてしまった次第です。

しかし、その後が・・・
「取り合えず、3月末に契約書を作成して、詳細は6月までに」
確かに、契約上は百数十万の値引き。しかし、未決定の工事に
ついて、詳細を詰めれば詰めるほど考え方に違いが・・・
急に態度が変わり、やっと打合せに出てきた設計担当は明らかに
経験不足で、こちらの質疑を2度も3度もお願いしても、明確な
回答がでないまま。見積り変更依頼は工務担当が忙しいとの事で
2〜3週間ほったらかし。契約後、一月半後にやっと行われた
第一回打合せも図面変更、プレゼン提出、見積り変更も
結局、こちらがお願いした日時に提出されないまま・・・
結局、公庫申し込み前に予算の調整がつかず、また、信頼関係
も修復できず、契約を解消するはめに。

6月に入ってすぐ星野さんに打診後、正式にハウスメーカーに
契約解消を申し出るも、話合い3回、やっと解約に応じたのは
申し出て、1ヵ月後。それも、自己都合解約扱いで違約金
50万円。
その間に遅れていた打合せの資料ももらえないまま。
私自身、決してお金を出し惜しみするつもりはなく、当然、
必要経費分は支払うつもりだったのですが、一方的に
「契約書にうたっていますから、50万円は頂きますとの事」
他社と相見積を取って、他社が安かったから乗り換えた訳では
なく、「印をもらえばこっちのもの」状態ののらりくらりに
頭にきた訳で・・・

結局、今回の件では、「個人の家作りは、信頼関係の構築に尽きる」
とつくづく思いました。
自分のライフスタイル、価値観をこの設計者(工務店、営業マン
も含めて)が、いかに理解してくれるのか。

 僕が外資系生保のコンサルタントをしている時に一つだけ学んだ
事は、「良質なユーザーは金額の安さ(絶対値)を求めているの
ではない」という事です。「そのコストに見合う納得」なのだと。

「安くても売れないもの」  「高くても売れるもの」。
「ロー・コスト」より「リーズナブル・コスト」なのだと。
結局、後者の目を持ったユーザーを開拓し、自身、選別する目を
持つことが経営を安定させるカギではないでしょうか。

皆様、今後ともよろしくお願いします。

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Hiroshi Tsunetomi
ever-rich@cam.hi-ho.ne.jp
  特許管理士  知的所有権管理士
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